インサイドセールスとして働いていて、何か悩みはありませんか?
・目標を高く持ってやっているけど、周りの人と温度差を感じる
・誰よりも頑張っているつもりだけど、結果がついてこない
・成果を出しているはずなのに、評価に反映されていないような気がする
オンライン面談に来られる方の中でも、こういった声が多い印象です。
このような悩みに直面すると、「向いてないんじゃないか。ここら辺が潮時かな」と思ってしまうこともあるでしょう。
思い悩むほどに打ち込んでいると言ったらそうですが、辛いと感じる気持ちはなかなかに変えられないもの。
そこで、ここで改めて「適性診断」をしてみてはどうでしょうか。
自分自身について振り返る良いきっかけになるかもしれません。
そのあと、インサイドセールスを辞める理由で多いものと、その解決策を紹介していきます。
インサイドセールスとは?
まずはじめに、インサイドセールスとは、企業の営業活動の一環として、オフィス内で電話などのコミュニケーション手段を使い、顧客との商談や契約を行う業務のことを指します。
具体的な業務内容としては、電話・メール、zoomによる顧客アプローチや見込み客へのアポイントの設定、見込み客からの問い合わせ対応、資料の提供や説明、価格交渉・契約締結などがあります。
インサイドセールスについてもっと知りたい方は以下の記事を参照ください!
インサイドセールス適性診断
早速ですが、適性診断を始めていきましょう。
以下の質問に「はい」か「いいえ」でお答えください。
「はい」の数が何個かを数えておきましょう。
・人と関わることが好きだ
・自分で道を切り拓くことが好きだ
・今までのやり方に従うだけはイヤだ
・人に自己紹介をすることが苦ではない
・物事をやり抜くことが好きだ
・壁にぶつかったとき、自分で解決策を練りたい
・自分のやっていることについて、人に共感してもらうことが好き
・人前に立って話すことが苦じゃない
・人の役に立つことが好き
・仲間と助け合って仕事をするのが好き
「はい」が7~10個
インサイドセールスの適性あり!
ポテンシャルを十分に持ってると言えるでしょう。
もし悩みを抱いているとしたら、主な原因は人間関係かもしれません。
同僚との温度差を感じたり、上司と考え方が合わなかったり……。
自分の気持ちと相談することが大切かも。
「はい」が4~6個
「本当に向いているのかな?」という悩みが強くなってきていませんか?
インサイドセールスとして力を発揮できる可能性は十分に考えられます。
まだあなた自身が気付いていない強みがあるのではないでしょうか。
自分の強みに関して、改めて振り返ってみると良いかもしれませんね。
「はい」が0~3個
「はい」が少ないとはいえ、決して向いていないわけではありません。
インサイドセールスとしての自分の魅力に、まだ自分で気付けていない可能性が大いにあります。
インサイドセールスとして働いてみてから、新たな自分に気付けたりしたことはないですか?
もしかしたら、まだあなたの魅力に自覚が出てきていないのかもしれません。
悩みとなっている原因は〇〇にあるかも
適性診断を受けたとしても、やはり辛い気持ちは残ってしまうこともあるでしょう。
「そうは言っても…」なんて気持ちがあるかもしれませんね。
では、その原因はなんでしょうか?
「辞めたい」と思う原因について追求していきましょう。
インサイドセールスとして働く方の悩みとしてよく挙げられるのは以下のような点です。
対策についても合わせて紹介します。
フィールドセールスに繋げられなくて申し訳なく思う
責任感が強いからこその悩みですね。
「自分が成果を上げないと、いろんな人に迷惑をかけてしまう」
こういった気持ちが大きくなってしまうのでしょう。
フィールドセールスに良いパスを回せなくて申し訳ないって人も少なくありません。
以下のように考えてみてはいかがでしょうか?
モチベーションややる気が落ちてくる
「日々のKPI達成」や「営業成績アップ」など数字に追われるインサイドセールスは、KPIや目標達成ができなかった場合に、やる気を失いがちです。
そのような時は、自分が成長していることを意識しましょう。例えば、お客様からのフィードバックで成果を出した時や、先輩からのアドバイスを実践した結果、成果が出た時、自分のスキルアップに繋がる情報を収集した時など、自分の成長を感じられる瞬間に注目することで、モチベーションを保つことができます。
営業部全体を俯瞰して見てみましょう
もちろん、仕事をすることにおいて責任感を持つことは重要なことです。
思い詰めるほどに責任感が強いことも、あなたの強みと言えますね。
だからこそ、営業部全体を俯瞰して見てみましょう。
・あなたが顧客へアプローチしたからこそ、カスタマーサクセスがやりがいを持って仕事に打ち込めている
・フィールドセールスに「商談アポありがとう!」と言われたことがある
これに近いような経験をしたことはありませんか?
きっと、インサイドセールスとして働いていると、感謝の言葉を伝えられることもあると思います。
責任感が膨れ上がって辛くなった時や、周りに上手く繋げられない時こそ、もう一度全体を俯瞰して見てみると良いかもしれませんね。あなただからこそ成し遂げた成果に気付けることでしょう。
お客様からのNOにめげる
インサイドセールスでは、接客業と同様に、お客様から「NO」と言われることがあります。そんな時は、「NO」と言われた理由を正確に把握しましょう。そして、お客様の求める情報を提供しながら、再度アプローチすることも大切です。
ただし、同じ説明を繰り返していると、お客様がイライラしてしまう場合もあります。そんな時は、自分が提供する情報が的確であるか、お客様のニーズに合っているか、改めて見直してみることをおすすめします。
人間関係が上手くいかない
周りとの温度差を感じてしまう人も見受けられます。
「自分はもっと頑張りたいのに、同僚が『張り切りすぎじゃない?』と言ってくる」
「上司にアプローチ方法を相談したら、『事例がないからなぁ』と話を聞いてくれなかった」
など、まるで自分の熱意が空回っているかのような発言を受けることもあるようですね。
自分だけが職場の雰囲気に合っていないような気すらしてきませんか?
自分は自分と割り切ってみる
主体性を持って仕事をしているのにも関わらず、チームメイトに取り合ってもらえないことは辛いことですよね。
でも、あなたの頑張りにより、既に成果に繋がっているものもあることでしょう。
だからこそ、これまでの自分がやってきたことを、肯定することも大切です。
「自分のやり方で取れたアポだってある。周りと熱量が違くても、結果に繋がっている」
そう胸に刻むのも良い解決法と言えるでしょう。
頑張っているのに認められない
トークを見直したり、リスト管理をしたり、アプローチ方法を改善したり……。
インサイドセールスって、本当にいろいろなことが求められますよね。
分析力なくしては、リードに適切なアプローチをかけることが難しい。
ヒアリング力なくしては、適切な情報を聞き出すことが難しい。
様々なスキルを発揮している職種だと言えるでしょう。
だからこそ、商談に繋がったり受注に繋がったりした時の喜びは大きいですよね。
その喜びは、評価をされることでもっと大きくなるもの。
自分の頑張りは、しっかりと評価に反映されてほしいものです。
会社の評価体制を改めて聞く
会社の評価に納得がいかなければ、上司や人事に評価体制について改めて聞くのも一つの手です。
・どんな目的があって今の評価体制を整えているのか
・自分の今の頑張りはどう評価に反映されれているのか
以上のような点を改めて聞くことで、自分が今何をするべきなのかが見えてくることもあるかもしれません。
評価されればされるだけ、仕事のモチベーションも上がってきますよね。
しっかりと評価制度についてインプットしておきましょう。
転職を視野に入れる場合
考えた末に転職をする決断に至った場合には、転職する要因に応じて次の転職先を選択する必要があります。
業務内容自体は好きだけど社内の人間関係や評価制度が自分に合っていないといった場合は同じ職種で、その逆の場合は状況によっては未経験の業界へと転職する必要が出てきます。
ただ、どの業界どの会社でもインサイドセールスの経験というのは評価される傾向にあり、
インサイドセールスの経験は、他の職種においても役立つスキルがあります。具体的には、コミュニケーション能力や営業スキル、顧客対応の経験などが評価されます。これらのスキルをアピールすることで、転職先での採用につなげることができます。
転職活動を進める際には自分一人で進めず、業界経験者の友人や転職エージェントなどに相談し、フィードバックを貰いながら志望企業への内定を確実なものにしていきましょう。