応募書類は転職活動において、企業の採用担当者にあなたの人物像をアピールできる大切な機会であり、企業とのファーストコンタクトとなる重要な書類です。
とはいえ全員が提出しなければならない「書けば提出できる」書類でもあるため、どんな内容をどれくらい書くべきなのか、と逆に悩んでしまう人も少なくありません。
採用担当者は書類のどの部分を見ているの？
落とされない応募書類ってどんなことを書けばいい？
今回は、そんなお悩みを持つ人のために、応募書類について現役キャリアアドバイザー監修の元で徹底解説します！
転職活動に必要な書類準備物とは？
あなたが転職活動を始めて、企業へのアプローチを始める際に必ず準備しなければならないのが履歴書と職務経歴書です。
履歴書とは、自身の職歴や学歴・資格など基本的なプロフィール情報をまとめたものです。どの企業にも使える一般的な雛形が定められているため、いかに簡潔に分かりやすく自身のプロフィールを書き表せるかがポイントとなります。
そして職務経歴書とは、自身の仕事経験や実績・あなたの強みなどをまとめたものです。これまでの職歴やプロジェクトへの参加経験から「どのような業績や成果を残し、どのようなスキルや経験を積んできたのか」について、伝わるように書くことが求められます。
履歴書と比べて内容の自由度が高いので、「採用担当者にあなたをどのように見せたいのか」という視点から職務履歴書を書くことが大切なポイントになるのです。
書類作成でお困りの方は、弊社で活躍中のキャリアアドバイザーがあなたの応募書類を一緒に作っていきますので、公式LINEアカウントを追加して「書類作成手伝ってください！」とコメントを送ってください。
もちろん無料なのでご安心ください！事前準備がなくてもOKです！
履歴書とは？
履歴書は、企業があなたの基本的なプロフィール情報を把握するために用いられる書類です。
職務経歴書よりも書く内容が決まっているため、フォーマットに沿って作っていくだけで良い履歴書をつくることができます。
実際に、数多く企業転職サポート実績のある弊社で使用する履歴書のフォーマットを見てみましょう。
履歴書の雛形フォーマット
一見すると記載部分が少なく見えますが、履歴書は記入必須の項目が正しく記載できていればシンプルでも採用評価に影響はないと考えてよいのです。
履歴書作成でよくある疑問
履歴書を作成する時に注意すべきポイントについて、
現役キャリアアドバイザーの視点から実際の採用現場におけるリアルな基準を解説します。
履歴書で大切なことは「採用活動をする上で採用担当者が知っておくべき最低限の情報を分かりやすく簡潔に書き表す」ということです。
言い換えれば、履歴書は「不要な記載がなく、事実に即した書類であるかどうか」という部分を満たせていれば、合格ラインです。
試しに、あなたの履歴書が「良い履歴書」であるかどうかを確認してみましょう。
- 学歴/職歴・免許について、時系列と時期に誤りがないか
- 証明写真はジャケットを着用して（男性はネクタイも着用）撮影しているか
- 証明写真の添付について、応募先の企業規定に従った写真を選べているか
- 趣味・特技や、本人希望記入欄の記載について、不要な記載をしていないか
- 全ての項目において、誤字脱字がないか
もし、上記で一つでも当てはまらない部分があれば、あなたの履歴書は修正しなければいけません。
職務経歴書とは？
職務経歴書は、あなたの職務経歴やスキル・仕事をする上での強みを、具体的な過去のプロジェクト概要や実績数値を用いて記載するものです。
企業の採用担当者は、職務経歴書を通してあなたの仕事の経験を見て、「自社にあなたを採用した場合に、どんなメリットがあり、どんな動きをしてくれそうか」を判断します。
そのため、履歴書と比較すると内容の自由度がとても大きく、あなたの自己分析が深く言語化できていなければ、良い職務経歴書を書くことはできません。
企業から優秀評価を受けやすい職務経歴書のフォーマットを見てみましょう。
職務経歴書の雛形フォーマット
実績を数値で記載できる人は具体的な数値を記載することで、採用担当者にアピールすることが重要です。
実績の数値がない人でも、チームで実績を出すためにあなたが取り組んでいたエピソードなどを取り上げながら自身の強みをアピールすることで、企業からの高評価は十分に得ることができます。
職務経歴書の書き方がわからない人は？
職務経歴書を上手く書けない人は、自己分析がしっかりとできていない場合が多いです。
転職活動をするために必要な自己分析のレベルとして、あなたは以下についてすぐにエピソードを交えて話すことができますか？
- あなたは自身の人生とキャリアにどういったビジョンを持っていますか？
- あなたは、前職でどのようなポジションに就き、どのような仕事を行なっていましたか？
- あなたは、前職でどのような仕事の成果や実績を残して、その結果チーム/事業にどう貢献しましたか？
- 前職での経験を踏まえて、あなたはどのような仕事やシーンにおいて自分の強みを発揮してきましたか？
- あなたの強みについて、具体的なエピソードを混ぜて教えてください。
もしそれぞれの回答に瞬時にうまく答えられない場合は、自己分析を再度やり直してみることを強くオススメします。
自己分析のやり方について、より詳しく知りたい人は「転職活動を成功させる自己分析とは？」をチェックしてみましょう！
応募書類を提出する時のマナーについて
企業に応募書類を提出する時には、必ず応募先の企業がどういった書類の提出方法を指定しているかを確認しましょう。
メール等で応募書類を送付する場合は、以下2点について必ず応募前に確認してください。
① 応募書類をそれぞれPDF化できているか
② 応募書類のタイトルにあなたの名前を書けているか
ex) 履歴書_採用太郎(あなたの名前)
採用担当者は、忙しい日々の業務スケジュールの合間で、全候補者の応募書類に目を通すだけでなく管理も行なっています。
そのため、どの書類が誰の応募書類であるかを瞬時に判断できる配慮を忘れないようにしましょう。
1次審査で落とされない書類を準備して、転職活動を成功させましょう！
応募書類（履歴書、職務経歴書）の作り方についてイメージができましたか？
応募書類は多くの企業において一次審査の対象となるので、読みごたえのある内容をしっかりと考えて作らなければなりません。
とはいえ、採用担当者は毎日あなたの書類を、業務の合間に他の応募書類と見比べてチェックしています。
そのため、視覚的にも内容的にも読みやすくて分かりやすい書類であることも大切であるということを忘れずに、”戦略的に”受かる応募書類を作って一次審査を突破しましょう。
この記事をお読みいただいた上で、採用サポートの専門家であるキャリアアドバイザーに応募書類の添削をしてほしい人はもちろん、転職相談に乗ってほしいなど転職活動で悩んでいる人は、ぜひLINE公式アカウントからお問い合わせください。
弊社で現役活躍中のキャリアアドバイザー陣が、あなたに寄り沿う転職活動の実現に向けて、全サポートを無料で行わせていただきます！
